TOEFL ibt リーディングでほぼ満点29/30点取った勉強法【Reading】

このシリーズではTOEFL(トーフル)の効果的な勉強法について、実際に何度も受けて勉強したわたしの経験に基づいて紹介しています。

TOEFLは、日本ではTOEICに比べてあまり使われることはないかもしれませんが、海外の大学・大学院に留学したり、就職する際には必要になることが多くあります。

 
グリット
わたしも一度海外の大学院を受験するために勉強しました。
(結局アメリカの仕事が見つかり断念しましたが)

難易度もTOEICの比にはならないくらい難しいので、英語が得意という人でも高得点を取るのはなかなか困難です。

この記事では、TOEFLテストの第一科目、リーディング(Reading)に特化してご説明していきます。

リーディングは、最初は難しいですが、慣れてくると高得点がとりやすい分野ですので、しっかりと準備しましょう。

TOEFL リーディングで高得点29点取った勉強法【Reading】

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TOEFL リーディング【Reading】テストの概要

リーディングテストでは、実際の大学の授業で使われるような、アカデミックな読み物を理解する能力を見られます。

テストの形式が2種類あるので、覚えておきましょう。

  • 60分で3つの文章
  • 100分で5つの文章

どちらになるかは実際に問題を見るまで分かりません。

 
グリット
開始した直後に、残り時間が何分あるかを見て、その日のテスト問題が3つなのか5つなのかを確認しましょう。

文章はだいたいどれも約700語前後と言われており、それぞれに12-15個ほどの質問がされます。

60分形式の場合は、40-45問程度の問題、100分形式の場合は65-75問程度の問題ということになります。

文章のトピックは化学から文学、心理学に至るまで多様で、単語もトピックごとに違うため、幅広いボキャブラリーが求められます。

TOEFL リーディングで高得点を取るにはまず問題形式を覚える

100分の場合は最大75問あるTOEFLリーディングですが、実は問題形式は全12種類しかありません。

問題形式ごとで注意するポイントや、文章の読み方も異なるため、この12種類を理解しておくことが重要です。

まずは問題形式を覚えて、「どのようなところに注意しながら、リーディングでの文章を読み、問題を解いていく必要があるのか」というポイントを理解しましょう。

TOEFLリーディングの典型的な問題形式ごとの文章の読み方のコツについては、次の記事でまとめています。

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時間内に解き終わらないという人に!TOEFL リーディングを高速に解くコツ

帰国子女の人とかはスラスラと読んで解けるのかもしれませんが、わたしのような完全なる純ジャパは、時間内に解き終えるために、いかに効率的に問題を解いていくかが肝になります。

わたしも、最初の頃はTOEICなどの英語テストのつもりで解いていたら、半分くらいしか終わらないまま時間終了となってしまい、驚愕した覚えがあります。

でも、安心してください。

TOEFLのリーディングは、早読み競争ではありません。

さらには、すべての内容をきちんと理解して説明できるようになる必要は全くありません。

TOEFLはあくまで英語の「テスト」ですので、与えられた問題に時間内に答えられれば、問題に関係ない部分が全く分かっていなくても、高得点は取れるのです。

時間内に読み終わらないという人は、次の2つの記事を読んで、高速に問題を解くコツを理解しましょう。

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理解してるのに間違える?TOEFL リーディングの間違えパターン

少しずつ問題形式に慣れて、時間内にも解き終えることができるのに、なぜか点数があがらないという人もいますよね。

わたしも勉強して20点台前半は取れるけれども、なんでそれ以上点数が取れないのか、不思議でした。

改めて勉強する中で、理解しているはずなのに間違っている、いわゆる「もったいないミス」による減点があり、それはTOEFLの「ひっかけ問題・ひっかけ回答」にまんまとやられていたのだとわかりました。

TOEFLを勉強して早いうちにこの記事にたどり着いたひとはラッキーですね!

TOEFLリーディングによる間違えパターンを、わたしなりにまとめてみました。

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語彙力が急激にあがる単語の覚え方【語源・接尾語・接頭語】

ここまでは、いわゆる「テスト対策」としての問題の解き方のテクニックをご紹介していました。

ただ、いくらテスト対策をしても、当然英語の読解力もつけていかないと高得点は取れません。

読解力をあげるのにまず最初に大事なのは、単語をできるだけ多く知っていること。

 
ぐら
ただ、単語の数なんて無限大にあるので全部覚えられっこないですよね。
 
グリット
わたしは単語を無理やり暗記するのは好きではないので、あまり単語の勉強はしていません。

そんなわたしが目を付けたのが、語源・接尾語・接頭語

例えば次の日本語の見たことない漢字はどうやって意味を予想しますか?

「紫陽花」

きっと紫色をした花なのかな?ということが漢字から予想できますよね。

英語も同じように、長い単語を区切ってみて意味が推定できます。

TOEFLの問題集を解きながら理系・文系両方のテーマに慣れることも大切

最初に書きましたが、TOEFLのリーディングは、アカデミックな内容です。

TOEICのような、Eメールや手紙の内容といった、一般的な内容ではありません。

例えば、「クジラの生態」みたいな、あまり知らない内容が出てくることがよくあります。

こういった、あまり親しみのないテーマに驚いていると、あっという間に時間はなくなってしまいます。

一方で、知らないテーマだったとしても、その文章に書いてあること以外の知識は全くなくて解けるように設計されています。

あまり知らないテーマの内容を解くというTOEFL独特のリーディング問題の形式に慣れるには、専用の問題集で様々なテーマに取り組んでみることが、一番の近道です。

おすすめの問題集については、下の記事でまとめています。

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まとめ:TOEFL リーディング(Reading)で高得点を取るには【勉強法】

以上、この記事ではTOEFLリーディングで高得点を取るために、

  • テスト対策としての読解テクニック
  • 単語を覚えてなくても意味が推定するための方法
  • 様々なテーマの問題に慣れるための問題集の選び方

をご紹介しました。

3問なのか5問なのか、また文章の内容が得意分野か不得意分野かによって、点数は若干変わってくるでしょう。

ただ、上記の方法でしっかり勉強・準備したわたしが去年受けた2回の結果は28点と29点とあまり変わりありません。

勉強してリーディング力を鍛えたうえで、解き方を反復練習し、ひっかけ問題に惑わされないようにさえすれば、点数は高得点で安定するはずです。

ぜひ、がんばってください!

このブログを見て勉強した方が、希望の大学や就職先にいけることを強く願っています!

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