リスニングは絶対メモを取るべき理由と取り方のコツ7選【TOEFL Listening】

TOEFLリスニングシリーズ記事もついに第4弾です。

これまでの記事で、問題の傾向と対策、単語の効率的な覚え方は理解いただけたと思います。

 

この記事で扱うのは、「メモの取り方」、つまり本番のメモテクニック向上により、点数をあげる方法です。

グリット
メモを取る上でよく相談される内容にお答えする形で、メモの取り方のコツをご紹介していきます。

TOEFLリスニングでメモを取る時にありがちな7つの課題

  1. どの内容をメモしたら良いか分からない
  2. 1つ目のトピックを聴き飛ばしてトピック2から聞こえている
  3. いざ問題を解こうとするとメモに情報がない
  4. メモした内容と話の流れがあってない
  5. どのメモがどのトピックの内容か分からない
  6. メモを取りながら聞くと集中できない
  7. 略称を使ったけど自分で理解できない
ぐら
それぞれの課題を踏まえて、メモの取り方のコツをご紹介していきます!
Ad

メモを取る前にやること

本番は白紙の紙が配られます。

頼めば追加の紙がもらえますが、いつでももらえる訳ではないので、最初にもらった紙のみ使って答えられるように意識します。

そのためには、配られた紙をすぐに4つ折りにしましょう。

1つの会話や講義につき、白紙の1/4だけ使うようにすれば、用紙が足りなくなることはありません。

どの内容をメモしたら良いか分からない

大きな話の流れを聞きながら、重要なポイントをメモしたいですよね。

重要なポイントとして意識したいのは、次のようなときです。

  • 違う単語を用いて、同じ内容のことを繰り返している時
  • first, thenや、there are three casesなどのキーワードの後にある文に注意する
  • 人や物の名前を注意して聞き、その特徴をおさえる
グリット
練習問題を解くときも、答えが合っているかどうかだけではなく、答えに直結する重要なポイントがメモできているかを確認するようにしましょう。
Ad

1つ目のトピックを聴き飛ばしてトピック2から聞こえている

気づいたらSecondly から聞こえている、こんなこともあると思います。

焦ってしまいがちですが、それ以降に話を逃さないようにすれば1つ目のポイントが聞き取れていなくても正解できる、と自分を安心させて聞き続けましょう。

また、あとから1つ目のトピックの詳細を話したりすることもあるので、「意味がわからない部分があったな」と気づいた場合には、ノートに空白を開けておくようにしましょう。

2つ目以降のトピックも良くわからなくなってしまった場合でも、とりあえず聞き取れたことはメモし続きましょう。

全部理解できていなくても、何かが答えに直結するかもしれません。

いざ問題を解こうとするとメモに情報がない

これもありがちなことですよね。

こうなったら、周りの内容を元に推定するしかありません。

この推定に役立つのが、リスニング記事第3弾で紹介した頻出カテゴリの英語Wikipedia読解ですね。

関連記事

本記事はTOEFLリスニング対策記事の第3弾です。まだ読んでいない方は第1弾から。 TOEFLのリスニングで単語がちんぷんかんぷんになった方いませんか?グリット初めてTOEFLテストを解いた時の[…]

メモした内容と話の流れが合ってない

トピックA、トピックB、トピックCという順に講義は進み、その後再びトピックAから順番に追加情報が話されるということが良くあります。

この場合、メモ上でそれぞれの概要と詳細がうまくセットにできていないと混乱してしまいます。

 

メモを取る時点でコツがいります。

トピックが複数ある場合には、下記のようにできるように、各トピックの概要が話される段階で、右側にスペースを作っておきましょう。

トピックAの概要トピックAの詳細
トピックBの概要トピックBの詳細
トピックCの概要トピックCの詳細

どのメモがどのトピックの内容か分からない

1つ前のものとも関連しますが、メモをただ書いていると、どのメモが1つの塊になるかわからないですよね。

テーマやトピックが変わったと思うときは、物理的に間を開けて書くようにしましょう。

もし別の場所に同じトピックの内容を書く場合は、まるで囲ったり、線で結んで後からわかるようにしておきましょう。

会話の場合

会話(Conversation)の場合には、メモを取り始める前に、下記の表のように線を引き、話し手ごとに左右に分けて書くようにすると間違えにくいです。

話し手A(例:学生)話し手B(例:教授)
話した内容1話した内容1
・・・・・・

メモを取りながら聞くと集中できない

メモで少し前の内容を書きながら、新しい話を聞くというのは、慣れないと混乱します。

書きながら聞く」というTOEFLリスニングに必須な能力を練習のなかで鍛えましょう。

具体的な練習方法としては、リスニングの速度を下げて聞きながら書き取る練習から始めると良いでしょう。

この能力は、海外で仕事をしたりするうえでもとても役に立ちます。

略称を使ったけど自分で理解できない

略称や記号は、上手く使えば、書く時間を減らせるので役に立ちます。

わたしが良く使うのは、

@:場所、&:and、 = :イコールといった記号や

SやPをまるで囲うことで、ProfessorやStudentが話した内容だということがわかるようにしたりします。

TOEFLリスニングで正解率をあげるにはメモ取りが鍵

以上、この記事ではTOEFLリスニングにおいて効果的にメモ取りをするポイントを説明しました。

短時間なので記憶できるという人や、記憶した方が混乱が少ないという初心者の方もいるかもしれませんが、高得点を狙っていくには、メモを効果的に取れた方が確実に有利です。

上記であげたポイントを意識して、効果的にメモを取る訓練をしていきましょう。

記事はいかがでしたか?

読んでいただいた方に関心がありそうな広告が表示されます。

<スポンサーリンク>

Ad
最新情報をチェックしよう!