以前は、公共交通があまりなく、タクシーもぼったくりが多いということから、治安や安全面でもかなりハードルの高い空港と言われていました。
ところが、近年はライドシェアサービスのGrab(UBERみたいなもの)がマニラでも活発に使われ始め、市内へのアクセスもかなり簡単になりました。
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)ターミナル1:国際線
マニラ空港のターミナル1は、国際線のターミナルで、多くの航空会社が利用しています。
マニラ空港のターミナル1を利用する航空会社
ターミナル1を利用している主な航空会社は、次のリストの通りです。
日本人が最もよく利用するのは、JALかフィリピン航空かと思います。
- JAL-日本航空
- フィリピン航空(他のターミナルでも運行)
- 中国南方航空
- ジェットスター
- ジェットスターアジア
- エバー航空
- マレーシア航空(他のターミナルでも運行)
- チャイナエアライン(他のターミナルでも運行)
- 大韓航空
- アリタリア
- アシアナ航空
- サウディア
- スクート
- エティハド航空
- タイ国際航空
- ロイヤルブルネイ航空(他のターミナルでも運行)
- クウェート航空
- オマーン航空
- 済州航空
- 中国国際航空
- ガルフエア
- 香港航空
- 中国東方航空
- エア・ニューギニ
- エチオピア航空
- ベトナム航空(他のターミナルでも運行)
ターミナル1のGrab乗り場
ターミナル1到着後、荷物を受け取り、外にまっすぐ出て、横断歩道を渡った右側にGrab乗り場があります。
上の地図における、右下の緑のマークがGrab乗り場です。
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)ターミナル2:フィリピン航空が主
ターミナル2は、フィリピン航空の国内線と、それ以外の国際線のあるターミナルです。
ターミナル2でANAの上級会員が利用できるラウンジについては、マニラ空港ターミナル2フィリピン航空ラウンジ【ANA上級会員利用可】の記事を参考にしてください。
マニラ空港のターミナル2を利用する航空会社
マニラ空港のターミナル2は、フィリピン航空の国内線・国際線をメインとするターミナルです。
他にも、次のような航空会社の国際線が発着しています。
ANAは、ターミナル3がメインですが、たまにターミナル2のこともあるようです。
- マレーシア航空(他のターミナルでも運行)
- 全日本空輸-ANA(他のターミナルでも運行)
- トルコ航空(他のターミナルでも運行)
- ロイヤルブルネイ航空(他のターミナルでも運行)
- バンコク航空
- チャイナエアライン(他のターミナルでも運行)
- ガルーダインドネシア
- ベトナム航空(他のターミナルでも運行)
- エアマカオ
ターミナル2のGrab乗り場
ターミナル2のGrab乗り場は、サウスウィングのBay7 とBay8の間にあります。
国際線は、ノースウィングが出口なので、サウスウィングまで歩く必要があります。
上の地図における上側がノースウィング、右側がサウスウィングです。
右下にある緑のマークのエリアまで行って、Grabを呼ぶようにしましょう。
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)ターミナル3:新しい国際線
マニラ空港のターミナル3は、2017年に開通した新しい国際線のターミナルで、多くの航空会社が利用しています。
中長期的には、全ての国際線はターミナル1、2からターミナル3に移動させようという計画もあるそうです。
ターミナル3の詳しい情報については、マニラ空港ターミナル3出国審査後エリア【免税店・お土産・レストラン・カフェ情報】の記事でご紹介しています。
また、ラウンジ情報をマニラ空港ターミナル3ラウンジ情報まとめ【おすすめレビュー付き】の記事でまとめています。
マニラ空港のターミナル3を利用する航空会社
ターミナル3を利用する国際線の航空会社は以下の通りです。
日本人がよく使うのは、全日空やセブパシフィック・エアアジアといった格安航空会社(LCC)が多いかと思います。
セブパシフィックの場合は、国内線もターミナル3のため、国際線で日本からマニラに来て、セブなど別の場所に国内線で移動する際には便利です。
- 全日本空輸-ANA(他のターミナルでも運行)
- セブパシフィック
- エアアジア(他のターミナルでも運行)
- フィリピンエアアジア(他のターミナルでも運行)
- キャセイパシフィック
- キャセイドラゴン
- シンガポール航空
- ニュージーランド航空
- エア・カナダ
- エミレーツ航空
- カタール航空
- ユナイテッド航空
- エアフランス
- KLMオランダ航空
- デルタ航空
- スイス
- トルコ航空(他のターミナルでも運行)
- カンタス航空
ターミナル3のGrab乗り場
ターミナル3のGrab乗り場は、到着ロビーをそのまままっすぐ外に出たところにあります。
ただし、ターミナル3は人が多く、時間帯によってはGrabがつかまりにくいとう課題があります。
Grabを呼んでも見つからない時にわたしがオススメするのが、Resorts World Manila & Hotels側まで、Runway Manila Footbridgeという橋を渡って行くことです。
橋も含めて、すべて屋内になっているので、天気を気にせずに移動することができます。
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)ターミナル4:国内線専用
マニラ空港の第4ターミナルは、国内線を専用とするターミナルです。
1948年にできたターミナルのため、古いですが現役で利用されています。
ターミナル4を利用する航空会社
ターミナル4を利用する国内線の航空会社は以下の通りです。
主にLCCが中心です。他の航空会社の国内線は、別のターミナルから発着するので注意が必要です。
- フィリピンエアアジア
- セブゴー
- スカイジェット
ターミナル4のGrab乗り場
写真出典:https://violetology.com/
ターミナル4は、外に出て右側に歩いていった箇所にGrab乗り場があります。
現地で使えるスマホがなくてもブースで予約できる
マニラ空港ガイドまとめ
以上、この記事ではマニラ空港の各ターミナルの特徴と、Grabでの市内までの移動方法についてご紹介しました。
空港では、タクシーと言って声をかけてきて、詐欺のような値段をふっかけてくる人もまだいるそうです。
Grabだとレビュー式になっていて安全性が高いので、マニラ国際空港から市内への移動には、Grabを使うようにしましょう。
他にもマニラ関係の記事をまとめているので、ぜひ読んでみてください。
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- 続く・・・
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