これまで、日本、オーストラリア、ネパール、アメリカなど、様々な国で生活してきましたが、フィリピン生活の大変なところ・楽しいところが少しずつわかってきました。
この記事では、そんなフィリピン生活がきついと思う理由と楽しむコツについてご紹介します。
きついポイントをフィリピン人に話すと、だいたいWelcome to the Philippines(フィリピンへようこそ!)と言われます。笑
ポジティブに捉えていくのが1つのコツです。笑
フィリピン生活がきつい・大変なポイント10
まず、フィリピン生活できついポイント10個お伝えします。
- 貧富の差が激しく、治安が気になる
- 交通渋滞が異常・公共交通がほとんどない
- ラッシュアワーに移動手段がなくなる
- フィリピン料理の砂糖・油の量が多くてきつい
- 下水のにおいが臭い
- 水道水は飲めない・ボトルの水も品質が微妙
- シャワー室には湯船がない
- 高級スーパーでも野菜がダメになっている
- 品質の割に値段が高い
- 日本基準の生活には案外お金がかかる
貧富の差が激しく、治安が気になる
一番大きいのが治安の問題です。
マニラの首都は飛行機からみてもわかるくらい、発展している地域とスラムのような地域が隣接しています。
まちを歩いていると、いたるところにホームレスがおり、まちの発展具合に対する貧困な人々の生活にギャップを感じます。
また、ローカルなバーで飲んでいると薬を入れられて、連れて行かれたという日本人の話も聞きます(2019年の話です)。
交通渋滞が異常・公共交通がほとんどない
命にはかかわらないけど、だいぶ負担に感じるのが交通の問題です。
マニラには電車やバスも走っているのですが、走っているエリアが限定的なのでほとんど使えません。
ジプニーというローカルなバスも、移動距離が短い上に、ルートがよく分からないので、外国人には使いづらいです。
タクシーは、ぼったくられる可能性もあるので、一番便利なのがGrabという配車アプリです。
グラブの使い方については、「ベトナムとフィリピンで確認 Grabが海外旅行の移動に便利すぎる」の記事を参考にしてください。
ラッシュアワーに移動手段がなくなる
便利なGrabもラッシュアワーになると、全くつかまらなくなります。。。
配車できる車を検索するのですが、2、3分探したのちに結局見つからず、ということが続きます。
夕方5−7時の間は、特にひどいラッシュアワーとなり、車での移動ができないと思っておくしかない状況になります
フィリピン料理の砂糖・油の量が多くてきつい
東南アジアの料理は日本人にとっておいしいものが多いのですが、フィリピン料理は好き好きが分かれるところだと思います。
その理由が、油や砂糖の量が多く、タンパク質重視なことです。
圧倒的に野菜の量が少ないんですよね。その上、味付けも砂糖が多く入っているので、健康に良いとは言えない食事ばかりです。。。
下水のにおいがくさい
まちを歩いていて、急にくさいと思うことがあると、だいたい下水の臭いです。
ネパールに住んでいた時も、こんなにおいはしなかったので、人口の多さに対するインフラの整備の弱さが原因だと思います。
BGCのように最近作られたエリアでは比較的問題がないのですが、日本人の多く住んでいるマカティのエリアでも、歩いていて臭い場所が多くあります。
水道水は飲めない・ボトルの水も品質が微妙
多くの国で、水道水を飲むことができません。
日本に戻ると、水道水が飲めるということがいかに恵まれているかを感じます。
一方、お金を払って購入するボトルの水なら問題ないと多くの人が思うのではないでしょうか?
しかし、フィリピン人によると、ボトルの水も水道水を浄水(Purified )したものだと、浄水の具合によっては、お腹を壊すらしいです。
そのフィリピン人は、飲み水はMineral Waterしか買わないらしいですが、それだとお金もかかるし、大きなサイズの水がないのでかなり大変です。。。
シャワー室には湯船がない
湯船がないというのは、個人的にはかなり残念です。
オーストラリアにいた時は、湯船がなく生活していましたが、ネパールやアメリカでも湯船のある家を借りていました。
(ネパールでは水不足やガス・電気不足で、お湯がわかない水シャワーのことも多くありましたが・・・笑)
フィリピンでは、湯船のある家が見つからなかったので、持ち運び用の湯船を日本で買って持ってきています。
乾かしたりする必要があるので少し面倒ですが、お湯に入りたい欲求が強い時はかなり嬉しいです。
品質の割に値段が高い
フィリピンにきてから、買い物をするたびに思うのが、値段の割に品質が悪いということです。
日本の100均のものが約150円で売られていたりするので、同じ品質で見ると、日本よりも高いのでは、と思います。
ちなみに、買い物はLazadaというオンラインショッピングが便利なので利用しています。
Lazadaの使い方は、「フィリピンではAmazonが使えない:Lazadaがオンライン通販に便利」を参考にして見てください。
高級スーパーでも野菜がダメになっている
品質が悪いということに関連して、高級スーパーのような場所で買い物しても、野菜がダメになっていることがよくあります。
スーパーで品質の管理をしっかりしていないからか、先日たまねぎを買った時には、中身が完全にだめになっていました。
ある程度のお金を払って購入しているのに、全く使えないものをつかまされることもあり、フィリピンだな、と思ってしまいます。
日本基準の生活には案外お金がかかる
物価の安いフィリピンですが、日本人が不自由を感じないように生活しようと思うと、日本以上にお金がかかります。
例えば、日本食を食べたり、日本食材を購入すると、日本よりも1.2-2倍ほど高い場合が多いです。
住宅に関しても、セキュリティを考えて、日本よりも高い家賃を払っている人も多くいます。
フィリピン生活を楽しむコツ
あまりきついことを考えても仕方がないので、ポジティブに楽しめるポイントを探していきましょう!
- 海鮮物を楽しむ:特にウニは安くて美味しい!
- 外食する:スペイン料理なども豊富!
- ローカルな友達を作る:アプリが便利!
- 英語でコミュニケーションしてみる:東南アジアでも随一の英語通じる率
- たまには現実逃避に日本の動画を見る:インターネットは案外早い
海鮮物を楽しむ:特にウニは安くて美味しい!
フィリピンは島国ということもあり、海鮮物は美味しいものが多くあります。
その中でも特に、うには日本よりもかなり安くて味も濃厚です。
ウニ丼が食べられるお店も多くあるので、ぜひトライし見てください。
外食する:スペイン料理なども豊富!
フィリピン料理自体は、好き嫌いが分かれると紹介しましたが、他の海外の料理がフィリピンはおいしいです。
日本食が食べられるお店も多いですし、スペインが植民地化していた時代が長かったこともあり、スペイン料理も有名です。
他にも、スペインが植民地化していたラテンアメリカの料理、例えばペルー料理などもおいしいお店があり、おすすめです。
▼5つ星シャングリラホテルに入っているペルー料理Samba
英語でコミュニケーションしてみる:東南アジアでも随一の英語通じる率
ローカルな友達を作る:アプリが便利!
ローカルな友達を作って仲良くなるのも、フィリピンだからこそできることですよね。
英語が通じるので、友達を作ったりもしやすいです。
友達を作るには、便利なアプリがいくつかあります。
▼Meetup
サークルのようなものが多くあり、自由に参加することができます。
▼Couch Surfing
おうちに泊まらせてもらうことを目的にしたアプリですが、一緒に遊びに行こうという機能もあります。
たまには現実逃避に日本の動画を見る:インターネットは案外早い
外食したり友達を作ったり、意識を高く持つだけではなく、たまには気を抜いてゆっくりすることも大切です。
海外にいると、常に緊張していて気づかない間に無理していることも多いです。
そんなとき、わたしは日本のテレビや動画を見て、リフレッシュします。
日本語で気軽に会話できる人が少ない環境では、お笑いとかドラマを見るだけでもかなり気持ちは落ち着きます。
海外から日本のテレビや動画を見る方法は、「海外で日本のテレビを視聴する方法【無料トライアルあり】」の記事を参考にして見てください。
フィリピン生活のきつい面を理解して楽しもう!
以上、この記事ではフィリピン生活の大変なところと、楽しみ方についてまとめました。
海外生活は、どの国でも違った大変さがあります。
フィリピンも治安や食事など、大変な面もありますが、せっかくのフィリピン生活を楽しめるようにしてみてください。
▼フィリピンの他の記事もよかったら読んでみてください。
- フィリピンではAmazonが使えない:Lazadaがオンライン通販に便利
- フィリピンの台風事情:時期や対策を解説
- 2019年マニラ国際空港から市内へのアクセス【ターミナルごとのGrabの乗り方】
- 2020年フィリピンの祝日情報と祝日の意味
- マニラ観光モデルコース【3時間】
- 続く・・・
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