マニラ市内観光モデルコース【3時間】

マニラで3時間でできる観光コースを教えて!

今日はフィリピンの首都マニラの観光地について書きたいと思います

日本から飛行機で約4時間、直行便も多く飛んでいる実はとても訪れやすい都市です。

 

観光名所はあまり多くなく、特にイントラムロス(旧市街)に絞った場合は3時間程度で回ることができました。

日本人がダイビングや短期語学留学などで良く訪れるセブ島にいく人も、ストップオーバーで半日ほどマニラを観光してみてはいかがでしょうか。

マニラ近郊でダイビングをしてみたい方は、マニラでダイビングライセンス取得:日本人経営のおすすめショップの記事を参考にしてください!

 

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マニラ観光の基本的なポイント:気温・天気・服装・災害・治安

具体的な観光地の前に、おさえるべきポイントを確認しておきましょう。

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マニラは年間通じて最高気温は30度以上

赤道に近いマニラは、日本の沖縄よりもさらに暑く、年間を通じて常に最高気温は30度以上と、旅行をするにはなかなかこたえます。

旅行のときは、飛行機も乾燥していて脱水症状になりやすいので、水分補給は十分にしましょう。

わたしが訪問した4月は1年のなかでも最も暑い季節なようで、半袖を着ていても汗だくになってしまいました。今回紹介するコースも3時間コースですが、必ず1度はどこかで休憩を挟む必要があると思います。

日本の夏の時期はは雨季で雨の日が続く

マニラで降水量が最も多いのが8月、それに7月、9月が続きます。

一方で、1月から4月は全然雨が降らないカラッとした天気が続きます。

雨季に旅行を考えている人は、食べ物が腐りやすいので食あたりへの注意をより一層意識しましょう。

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暑いから薄着で良いけど、蚊に刺されに注意

ムシムシして暑いのが常なマニラですので、当然涼しい格好で過ごしたいですよね。

そこで1点だけ注意して欲しいのが、蚊を媒体に病気がうつるデング熱

稀に死に至る可能性もある病気ですので、念には念を、虫除けグッズを使ったり薄着でも長袖長ズボンにしたりすることで、被害を受ける可能性を少しでも下げましょう。

可能性はほぼ0だけれど・・・地震のリスクに注意しよう

この記事をあげる直前の2019年4月22日に、マニラ近郊でマグニチュード6.1の地震がありました。

1645年にはルソン地震という大地震が起き、その活断層の周期が約400年ということで、近年中に大きな地震が起こる可能性が言われているようです。

滅多に起きない地震が旅行中に起きるということは考えたくはないですが、もし災害が起きたときのために、最低限の食料や水はカバンのなかに入れておくと良いかもしれませんね。

治安は良くなってきたけど、注意して

治安の問題はいまだに残りますが、2016年6月にドゥテルテ氏 が大統領になってからはかなり改善されているようです。

実際にわたしが2019年にマニラを徒歩とGrabで観光しましたが、特に危なそうな気配を感じることなく、観光地を見て回ることができました。

人通りの少ない道は通らないことや夜に出歩かないなど基本的な注意は払いつつも、昼間に観光名所をまわるくらいであれば、治安をそこまで意識しないでも大丈夫そうでした。

マニラ観光 イントラムロス(旧市街)観光モデルコース【3時間】

今回の例では、午前中の3時間を使ってイントラムロスを刊行するコースをご紹介したいと思います。

時間はイメージしやすくするために記載しているだけですので、参考にしみてください。

9:00 サンチャゴ要塞からスタート

ホテルからサンチャゴ要塞までの移動は、英語不要でタクシーのように車両配車ができるGrabアプリの利用をオススメします。グラブについては下の記事にまとめています。

https://www.global-lifetips.com/grab/

サンチャゴ要塞は、多くの歴史が残る有名スポットです。

現在は公園のようになっているので、ゆっくりと見て回るのに所要時間は約30分を見ておきましょう。入場料は75ペソ(約150円)です。

サンチャゴ要塞の歴史で特に覚えておきたい点は2つ。

まずはフィリピン独立運動において国民的英雄と称されたホセ・リサールが無実の罪で処刑されるまでここで幽閉されていた場所だということです。

ホセ・リサールについては、Wikipediaのリンクをご参考にしてみてください。

そして、第二次世界大戦時に日本軍が占有しており、反日的なフィリピン人を処刑することにも使われていた場所でした。

悲しい歴史ですが、日本人にとっても関係性の強い場所ですので、まず第一にサンチャゴ要塞から訪れてフィリピン・マニラの歴史に触れてみてはどうでしょうか。

 
グリット
わたしはマニラでの日米の戦いについて歴史で聞いたことがある程度でしたが、実際にこの場所を訪れて、まったく関係のないフィリピンの人々が巻き込まれた事実、そして、そんなことがありながらも今は日本人と仲良くしてくれているフィリピン人が多くいるということに、とても考えさせられました。

9:40 徒歩でマニラ大聖堂に到着

サンチャゴ要塞から徒歩で約10分弱、マニラ大聖堂に向かいましょう。

この大聖堂は、1581年建てられたのち、度重なる地震や台風、第二次世界大戦の被災などで7度も倒壊しましたが、そのたびに再建され、現在の大聖堂は1958年に建てられた第8代目です。

その度重なる復活は語り継がれており、大聖堂のなかには「回復力の象徴(Monument to Resilience )」として説明されていました(下記の写真)。英語が読める方は、読んでみるとその復活の歴史が良く分かると思います。

観光地でありながら、キリスト教徒の人々に日常的に使われる教会ですので、迷惑にならないように観光しましょう。

必要な滞在時間は15分を見込んでおくと良いでしょう。

サンチャゴ要塞で第二次世界大戦のときの悲劇を理解したうえで、マニラ大聖堂の「回復力」という歴史を学ぶことで、多くの苦難を乗り越えてフィリピンの現在があるということを深く感じられたように思いました。

10:00 徒歩でカーサマニラ博物館に移動。ここで一時休憩も

マニラ大聖堂を満喫したら、次は徒歩で約5分、カーサマニラ博物館にいくと良いでしょう。

このカーサマニラ博物館の建物の1階にはレストランやカフェが入っており、2階にある博物館ではスペインが統治していた時代(1500年頃)の上流階級の生活様式が再現されています。

この博物館では、さまざまなアンティーク家具をみることができます。料金はここも75ペソ(約150円)所要時間は30分(博物館の観光20分、下にあるカフェや中庭で休憩10分)程度かと思います。

 
ぐら
特に注意書きなどはないのですが、赤いカーペットが敷かれているのですが、そこから出るとダメみたいなので注意しましょう。

わたしも窓際に行って写真を撮ろうとしたら注意されてしまいました。

美術館を観光後は、1階にあるカフェで休憩すると良いと思います。

イントラムロスのエリアには、お店もあまり多くないですが、ここのカフェでは半屋外の日陰の空間でゆっくりと涼むことができます。

10:45 目の前にある世界遺産サン・アグスティン教会を満喫

カーサマニラ博物館からすぐ目の前に、このルートの最終目的地であり、世界遺産のサン・アグスティン教会があります。

入場料は200ペソ(約400円)と他の観光地に比べて高いですが、博物館のようになっており、キリスト教に関する資料がアジアでは珍しいほど多く飾られているので、一見の価値があると思います。

展示物をゆっくりみて回るとあっという間に時間が過ぎてしまうかと思います。ここでは、45分程度をみておくとよいでしょう。

 
グリット
最初、1階だけかと思ったら、実は2階にもたくさん展示物がありました。2階からは礼拝堂を上からみることができるので、ぜひ訪れてみてください。

11:40 マニラのイントラムロス観光はリサール公園で締めよう

サン・アグスティン教会から10分ほど歩くと、マニラでも一際目立つ緑地、リサール公園が見えてきます。

実は今回の旅程は、ホセ・リサール氏が幽閉されていたサンチャゴ要塞から始まり、同氏が処刑されたリサール公園までをたどる旅になっています。

この公園には、日本庭園もあり、ちょっと変わった(?)日本風な庭園をみることができます。

広さとしてはかなり広いですが、主な見所としては写真にあるモニュメントだと思います。このモニュメントのしたに、ホセ・リサールが眠っているそうです。

マニラでもっと他の場所もみてみたいという人には

以上、3時間でまわるマニラの旧市街、イントラムロスの観光スポットをご紹介しました。

最初に書いた通りマニラは年中暑いので、3時間の観光でもかなり疲労がたまると思います。

もう少し時間がある方は、涼みながら観光できる場所として、SMモールオブアジアに行ってみてはどうでしょうか。

このショッピングモールでは、食事をしたりフィリピンのお土産を買うことができます。

お土産を買うには、Kulturaというお店が綺麗でかつフィリピン産のものを多く売っていたのでよかったです!

また、実はマニラは世界三大夕日スポットで、このSMモールオブアジアの遊園地エリアはマニラ港に面しているので、絶景の夕日スポットなのです。

気候が日本と違う国での旅行は体調も崩しやすいと思いますので、熱射病や食中毒に気をつけて、無理のない旅行プランを立ててみてください。

 

★より詳しくフィリピンの現地情報を知りたい方は、地球の歩き方でチェックしましょう。

この記事があなたのフィリピン旅行計画の参考になれば幸いです。

 

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