【アジア版UBER】GRABアプリがタクシーの代わりにおすすめ【登録・使い方】

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先日、ベトナムとフィリピンで、東南アジア向けのライドシェアサービス「Grab(グラブ)」に乗って便利でしたので、ご紹介したいと思います。

日本では、白タク扱いということで、規制があるUBER (ウーバー)などのライドシェアサービスですが、他の国ではかなり一般化されています。

例えば、世界で一番多くの地域で利用可能なUBER(ウーバー)やアメリカで一般的なLYFT(リフト)については、この記事を参考にしてみてください。

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今回東南アジアにいく上で、以前ベトナムではUBERが使えていたので今回も問題なくいけると思っていたのですが、実は2018年にUBERが撤退し、東南アジアでライドシェアに乗るならGrab(グラブ)のサービスが一番主流だということがわかりました。

そこで、今回の記事では、アジア海外旅行の現地移動手段としてぜひ活用したい「Grab」についてその利点と登録の仕方、ベトナムのハノイとフィリピンのマニラで実際にわたしが使ってみた感想や料金についてご紹介したいと思います!

 
グリット
アジア旅行にいく前にはGrab、アメリカ旅行に行く前にはLyft、海外旅行全般向けにUBERを日本で事前に登録しておくことをオススメします!

また、日本のように対応していない国もあるので、どのアプリがどの国で使えるか、最新情報を確認しておきましょう!

Grabが運行している国一覧(2019年12月時点)
  • インドネシア
  • カンボジア
  • シンガポール
  • タイ
  • フィリピン
  • ベトナム
  • マレーシア
  • ミャンマー

今回の記事は、上記の国のうち、わたしが2019年にベトナムとフィリピンにて実際に登録、乗車した体験に基づいて書いています。

何年か前はこれらの国のうち何国かはUBERで乗車できましたが、UBERは現在撤退してしまって使えないので、注意しましょう!

海外旅行の現地移動にGrabが優れているポイント

私がこれまで東南アジアを旅行する際、便利とはいえ、なかなかタクシーを利用する気にはなりませんでした

その主な理由が3つ

  1. 高額な料金を言われないか心配
  2. 行き先を伝えてもきちんと伝わるのか心配
  3. 変なところに連れて行かれないか心配

一方で公共交通を使って観光ができるかというと、日本のように地下鉄や鉄道がきちんと整備されていない国がほとんどで、バスがあってもどれに乗ればわからない、ということで、ツアーなどに参加しないと思うようにいきたい場所にいけないことがほとんどでした。

 
グリット
しかし、ライドシェアアプリ「Grab」を使うと、上記に挙げたような心配もなく、スムーズに現地移動をすることができました!

なんでかって? そのポイントを1つずつ説明していきたいと思います!

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料金が事前に決まっているからぼったくられる心配がない

東南アジアの国によっては、まだ途上国で、タクシーにメーターがついていなかったり、メーターがついていてもメーターの進みが異常に早いという、いわゆるぼったくりのタクシーが残念ながら存在します。

こういったタクシーが乗る前から分かれば良いのですが、非常に難しいのが現実です。

一方で、Grabであれば、アプリを使って出発地(現在地)と目的地を入力することで、配車前に料金を確認することができるので安心です。

また、支払いもクレジットカードを事前に登録しておくことで出来ますので、タクシー代を見込んで両替しておく必要もないし、高額紙幣で支払った際にお釣りがないとタクシードライバーに言われる心配もありません。

途上国でタクシーに乗っていた場合には、乗る前にメーターがあるかを確認し、乗ってからもメーターの動きが変でないか、最後到着時にメーターがいじられていないかなど、疑心暗鬼になるくらい確認が必要でした。

Grabで移動する際には、そんな心配はすることなくゆっくりと過ごせている自分がいるのに気づき、「気を張らなくて良い」というメリットがあるのだと実感しました!

行き先はアプリで指定するから直接話す必要がなく、言語の問題がない

言葉がわからない国でタクシーに乗ると、有名な観光地やホテル名であればドライバーが理解してくれることが多いですが、マイナーな場所やレストランなどだと、行きたい場所がきちんと伝えられるか心配ですよね。

実際、住所を伝えてもタクシードライバーは住所だけでは具体的な場所が分からないことがほとんどだと思います。

一方で、Grabならアプリで目的地を事前に入力するので、配車された時点で、ドライバーには場所とルートがが伝わっているので、言葉が通じなくても問題ありません。

配車された車に乗る際には、念の為ドライバーの名前と目的地が間違っていないか、ドライバーのアプリと自分のアプリの画面を比較して確認することをオススメします!
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データが記録されているため、事故や誘拐などの心配もほとんどない

あまり信じたくない話ですが、悪質なタクシーだと目的地と違うところに連れて行かれたりすることもあるようで、特に女性一人だとタクシーに乗るのが心配ですね。

Grabのホームページ情報によると、Grabでの事故は東南アジアでかなり安全な国と呼ばれるシンガポールのタクシーよりも1.2倍事故にあう確率が低く、ドライバーによる誘拐などの確率も1.8倍低く、全体を通じて事故や誘拐の確率は非常に少ないようです。

これは、事故があった場合や誘拐などに使われた場合にすぐにデータ情報としてわかるようになっているためで、Grabの運転手としても仕事がなくなってしまうと困るため、安全面の高いサービスが保証されているようです。

わたしは幸いタクシーなどで事故にあったことはありませんが、事故や事件に合うことを恐れて変なタクシーには乗らないように避けていたのも事実です。

Grabを使うようにしてからは、以前は行けなかった地域にも気軽に行けるようになり、海外旅行時のフットワークも軽くなったように思います!

治安が悪い地域や雨が降っている時でも屋外を歩く必要がない

タクシーや公共交通に乗る場合は、タクシーの多くいる場所や駅などまで歩く必要がありますよね。

通常の観光地であれば、多少歩くことも含めて観光として楽しめるかもしれませんが、治安に不安がある場所や天気や道路の状況が悪くてあまり歩きたくない場合もあるかと思います。

Grabでは、アプリで出発地を自分の現在地に指定して呼ぶことができますので、ほとんど歩く必要がありません。

屋内の安全な場所でアプリを起動して配車をお願いして、そのままスムーズに目的地まで移動し、目的地でも歩かずに到着することができます。

途上国の観光地以外の道って穴が空いていたり歩きにくい場所があるので、そういった場所を歩かずに済むのは楽ですね!

注意点:空港など立体的な道路の場所では位置指定に注意

とても便利なGrabアプリですが、1点だけ注意点があります。

それが、空港などの立体的な道路がある場所です。

例えば、わたしは先日マニラのニノイ・アキノ国際空港ターミナル1からGrabに乗ろうとしたときのことです。

Grab乗り場があり、そこで配車を依頼し、車は現在地に来ているのに一向に指定のナンバープレートの車が現れません。よく見てみると、到着ロビー階の上に出発ロビー階があり、その階に車が間違えてきてしまっていたのだと思います。

乗車位置を指定する際には、例えば空港の出口名など細かく指定できる場合が多いと思いますので、複数階ある場合は特に注意して、自分のいる階を指定するようにしましょう!

Grabのインストールと乗車方法

現地に着いてから空港のWiFiでダウンロードすることもできますが、アプリのサイズが150MBと大きく時間がかかりますので、出発前にダウンロードしておく方が良いでしょう。

Grabのインストール&登録方法

まず、こちらのアップルストアのリンクからアプリをダウンロードしましょう。

ネットのスピードによっては少し時間がかかるかもしれません。

わたしはUBERが使えるものだと思って事前にダウンロードしていなかったので、ハノイの空港でダウンロードしましたが、2、3分ほどかかりました。

ダウンロードが終わったらアプリを開き、必要な手順は下の図の3ステップのみ、1分で終わります!

  1. FacebookかGoogleアカウント、または電話番号で登録を選択します。
  2. 電話番号を選択した場合は、国番号と電話番号を入力します。
  3. 登録した電話番号に6桁の番号がくるので、それを入力したら終わりです。

支払い方法(クレジットカード)も登録しておきましょう

支払いはタクシーのように現金で支払うこともできますが、クレジットカードを登録しておけば、タクシードライバーに直接払うことなく、支払いを終えることができます。

旅行中だと高額紙幣しかないこともよくあるでしょうが、ドライバーもあまりお釣りを持っていない場合がよくあります。

支払い面でのトラブルを避けるためにも、支払い方法としてのクレジットカードを登録しておくと良いでしょう。

実際の支払いに関しては、配車依頼する際に登録済みのクレジットカードで払うか、現金で払うかを指定することもできます。

クレジットカードを使うのが不安な方や、残りの現金を使い切ってしまいたいという方などは、現金を指定して支払えば良いでしょう。

支払い方法の登録も3ステップ、30秒で終わります。

  1. アプリのメイン画面から、下の真ん中にある「Payment」を選択し、「Add Payment Method(支払い方法を追加)を選択します。
  2. 「Credit/Debit card (クレジットカードまたはデビットカード)」を選択します。
  3. クレジットカード情報(カード番号、有効期限、カードに書かれた3桁の数字)を入力して完了です。

ベトナム・ハノイでのGrab体験

さて、それでは実際の配車方法について、わたしがハノイで行なった例に沿ってみていきましょう。

  1. まず、アプリからTransport を指定し、①の画面で現在地が正しいことを確認します。
  2. ①の画面で「I’m going to 」に目的地を入力し始めると、②の画面に自動で移ります。ここでは、空港(airport)と入力し、国内線(Domestic)のベトナムエアの出発ロビー(Departure)を指定します。
  3. 自動的に画面が③に変わるので、ルート、支払い方法を確認し、配車(Book)をクリックし、あとは車がくるのを待つだけです。

今回、ベトナムの旧市街から空港までは、1時間弱かかり、約1300円(254,000ドン)でした。

空港と市街地の間の移動については、TABI JOZUさんのこちらの記事などに詳しく書かれていますが、タクシーの場合は 約1500円-2000円(30-40万ドン)かかるそうですので、Grabの方が値段としても安いことがわかりました。

配車後は、アプリをみていると現在の車の位置とおよそ何分で到着するかがわかります。

また、車が出発地に到着したとの連絡が来て、到着後5分間の間に乗車すれば良いと言われます。

アプリに書かれた車のナンバープレートと車の色、車種をもとに車を見つけて乗車すれば、あとは到着地まで乗っているだけです。

実際の車の位置とアプリに書かれた車の位置に少しズレがあることもあるので注意しましょう。

 
グリット
基本的には問題なく指定した場所にドライバーが来てくれますが、1度だけドライバーが見当たらないことがありました。アプリから電話をかけてみましたが、うまく英語が通じなかったのでキャンセルしました。

問題がある場合は無料でキャンセルもできますので、一度キャンセルして再度配車依頼すると良いでしょう。

フィリピン・マニラでのGrab経験

すでにベトナムでアプリを登録していたので、フィリピンのマニラで使う際には特に設定変更などすることなく使うことができました

支払い通貨も自動的にベトナムドンからフィリピンペソに変わりました。

マニラでは、空港からBGC(ボニファシオグローバルシティー)のホテルまで早速使いました。

乗った時間は約30分で、料金は265ペソ(500円)とベトナムよりも若干安い印象です。

現地の物価に合わせて料金も自動的に決まるので安心ですね!マニラのタクシーはぼったくりや事件に巻き込まれる可能性が少なからずある、と現地の人も言っていましたので、Grabの方が安心だと思いました。

まとめ:アジア旅行で空港からホテルまではGrabで安心移動しよう!

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、東南アジア8カ国で使える、アジア旅行に必須のGrabについてご紹介しました。

事前に登録しておくことで、現地の空港についても空港内にあるWiFiに繋ぐことでホテルまで安心して移動することができますよ!

ぜひ、使ってみてくださいね!

▼他にも、海外旅行の旅のノウハウや現地情報をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

記事はいかがでしたか?

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