アジアでの現地移動にとても便利なGRABですが、全然使えなかったり、捕まらない場合があります。
わたしはフィリピン赴任中で、アジアの国々によく利用しますが、使えない場面に遭遇することは珍しくありません。
そんな時には、GRABを使っていても埒が明かないので、他のアプリに切り替えましょう。
GRABが使えない場面3パターン
GRABが使えない場面は大きく3種類あります。
- その国ではGRABが対応していない
- GRABが混雑していて捕まらない
- キャンセルしすぎてペナルティになっている
その国ではGRABが対応していない
まず、国によってはGRABが対応していない場合があります。
例えば、アメリカやヨーロッパでは、GRABではなくUBERが主流です。
また、アメリカではGRAB以外に、Lyftなどのライドシェアサービスが利用できます。
また、アジアの中でも、ラオスなどGRABに対応していない国があります。
ラオスの場合には、現地で類似のアプリ「Loca」を見つけることができました。
GRABが混雑していて捕まらない
GRABが対応している国にも関わらず、全く捕まらないという場合は、混雑が原因です。
わたしの住んでいるマニラでは、ひどいと1時間以上GRABが捕まらないことがあります。
キャンセルしすぎてペナルティになっている
混雑していないのに、GRABが使えない場面として、キャンセルしすぎてペナルティをもらっている場合があります。
ペナルティになると、24時間GRABを使うことができません。
わたしもマニラの空港でペナルティになってしまい、その時は代わりになるアプリの存在を知りませんでしたので、仕方なく空港のタクシーを利用することがありました。
ここまでで、GRABが捕まらない・使えない場合の3パターンをご紹介しました。
次に、実際に代わりにアジアで利用できるライドシェアアプリをご紹介します。
GRABの代わりになるおすすめアプリ in フィリピン
ここからは、Grabの代わりにフィリピンで使えるアプリを4つご紹介します。
- Owto:主にメトロマニラと近郊で運行
- Hype:主にメトロマニラと近郊で運行
- MiCab:セブを中心にメトロマニラやダバオでも運行
- HirNa:主にダバオで運行
Owto
OwtoはGRABとUBERの元ドライバーたちによって設立されたライドシェアサービスです。
マニラ首都圏を中心にサービスを提供しており、GRABよりも低い手数料になっているのが特徴です。
- GRAB:20%
- Owto:15%
また、安全を確保するための独自の機能として、すべてのドライバーが携帯電話の前面カメラと背面カメラでビデオ録画しながら運行することを義務付けています。
乗客が苦情がある場合や事故などの時の証拠として利用されます。
OWTO
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Hype
Hypeもライドシェアを行うフィリピンの会社です。
OwtoとGrabのと比べても、さらに価格面で安いという点をPRしています。
メトロマニラを中心に運行されています。
HYPE TRANSPORT
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MiCab
MiCabは、Mobile Internet Cabの略です。
2012年にセブ市で設立されたタクシー会社で、セブ島を中心に、マニラやダバオなどのフィリピンの主要都市で利用することができます。
基本的に、MiCabはタクシーを呼ぶ機能(GRABでいうGRAB Taxi)がメインです。
費用はタクシーの広告費で儲けているため、予約料金や手数料などを支払うことなく、タクシーが利用できるのでおすすめです。
MiCab – Taxi Booking App
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HirNa
HirNaは、「Here Na」というタガログ系英語(taglish)がもとになっている名前です。
サービスとしては、MiCabとかなり似ています。
2017年にダバオ市でスタートし、現在マニラなどの都市部でもサービス拡大を進めているそうです。
Hirna – The app for passengers
Avis Philippines無料posted withアプリーチ
GRABが使えない時の代替アプリまとめ
以上、この記事ではGRABが使えない場合の代替アプリについてご紹介しました。
▼他にも、海外旅行の旅のノウハウや現地情報をまとめているので、ぜひ読んでみてください。