日本から直行便がないため、あまり情報もないトンガという国に行ってきたところ、実は日本と多く関係のある国でした。
使われている車の多くは中古の日本車で、日本が冬至にかぼちゃをよく食べていたことから、かつては日本向けにかぼちゃを多く栽培していたそうです。
日本が支援した空港や病院などもあり、トンガの人は親日な方が多いようでした。
トンガのベストシーズンは4月-10月
トンガのベストシーズンは、4月から10月です。
特に7-10月は南極からザトウクジラが出産のためにトンガ近くに来て、ホエールウォッチングやクジラと泳ぐツアーもあるため、特におすすめです。
ベストシーズンは乾季で雨が少なく、最高気温も26度くらいととても快適です。
一方で、11月から3月までは雨季にあたります。
雨季にも関わらず、気温は最高で30度くらいまであがるため、蒸し暑い感じになります。
ただ、台風などがきていない限りは、雨季といっても毎日雨が振り続けることはあまりなく、降らないもある程度ある印象です。
雨季に良いことは、値段が少し安く、空いていることでしょう。
トンガ旅行の費用の目安・物価・チップ
トンガの物価は、ローカルなものは安い一方で、輸入品の値段は日本よりも高いという特徴があります。
例えば、マグロやイモなど、現地でよく食べられているものは安いのですが、肉やガソリンなどは高いです。
また、公共交通もないため、移動はタクシーがメインであり、ガソリン代に連動して値段も高いです。
使われている通貨であるパアンガは、1パアンガが約50円です。
ホテルのレストランで食事する場合は、昼・夜ともに食事に1000-1500円くらい(約20-30パアンガ)はかかると思っておくのが良いでしょう。
飲み物は、ビールが一杯約400円くらい、コーヒーも300円くらいしました。
ホテルなどで食事をしてクレジットカードで払う際には、Tip(チップ)を書く場所がありますが、トンガには基本的にチップの文化はありません。
チップは特別な場合をのぞいて、払う必要はなさそうです。
トンガにはビザは必要ない
日本人がトンガに行く場合には、31日以内であればビザは必要ありません。
実際には、入国審査の時にチケットと入国カードを見せると、パスポートに31日間滞在が可能なビザが押印されるそうです。
実際にトンガに行った際には、普通の入国審査の手続きと同じ(ハンコを押される)だけで、お金も特にかかりませんでした。
トンガ旅行の注意点
日曜日は店が空いていない
トンガは、キリスト教徒が多い国なため、日曜日は礼拝のためにほぼ全てのお店が閉まってしまいます。
レストランからお土産や、ツアー会社まで、ホテル以外の施設はほぼ営業していないと思った方が良いでしょう。
トンガの人によると、トンガの90%の人は毎週日曜日は教会に行っているとのことです。
雨季は台風のリスクがある
トンガは、世界でも2番目に災害リスクの大きな国だと言われています。
特に、台風はトンガで非常によくある災害で、2018年2月にトンガを直撃した台風(Gita)はかなりの被害をもたらしました。
雨季の時期に行かれる際には、天気情報をしっかり見ていくようにしましょう。
治安はあまり問題ない
外務省の情報では、トンガの危険度はレベル0と特に問題がないことになっています。
2006年頃には、中国人に対して反発があり、暴動があったこともあるそうですが、10年以上たった現在は特に気になりませんでした。
これまで起きた犯罪や治安対策は、外務省のページでまとめられています。
生水を飲まないこと・蚊に刺されに注意することなどは気をつけてください。
トンガ旅行の基礎情報まとめ
以上、この記事ではトンガ旅行の基本的な情報についてまとめてご紹介しました。
他にもトンガや他の国に関する情報を記事にしていますので、ぜひ読んでみてください。
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