タイのスワンナプーム空港は、日本からアジアや中東、ヨーロッパに行く際に乗り継ぎで使われる「ハブ空港」としての役割を果たしています。 そのため、乗り継ぎ時間をゆっくりと楽しむための、ラウンジなどの設備がとてもしっかりと整っています。
こんな疑問を持って、実際に乗り継ぎに際して、いくつかのラウンジをはしごしてきました。 この記事では、スワンナプーム空港のラウンジを実際に訪れて、おすすめをご紹介していきます。
この記事のポイント
- ラウンジに入る方法:プライオリティパス・ANA上級会員
- おすすめのラウンジの滞在経験談
ラウンジに入るにはプライオリティパス かスターアライアンスゴールド
タイのスワンナプーム空港で空港ラウンジに入るには、通常はビジネスクラス以上で乗り継ぎをする必要があります。 しかし、エコノミークラスでも、事前に登録しておくことでラウンジを利用する方法がいくつかあります。 ここでは、わたしが実際に利用している2つの方法をご紹介します。
スターアライアンスゴールドでスワンナプーム空港ラウンジを利用
ANAなどが所属する航空会社の集まりである、スターアライアンスのゴールド(上級会員)になることが1つの方法です。 この場合、スターアライアンスに属する航空会社のエコノミークラスを利用した場合に、空港でラウンジを利用することができます。 タイのスワンナプーム空港でスターアライアンスゴールド会員が入れるラウンジは下記の通りです。
- エヴァ航空ラウンジ
- タイ航空ラウンジ(8箇所)
- シンガポール航空ラウンジ
- トルコ航空ラウンジ
スターアライアンスのゴールド会員になるには、毎年一定回数以上ANAなどの飛行機に乗る必要があるため、頻繁に飛行機に乗らない人には少しハードルが高いです。 次にご紹介する、プライオリティパス を利用する方法の方が簡単です。
プライオリティパス でスワンナプーム空港ラウンジを利用
プライオリティパスを年会費を払って持っていると、航空会社の上級会員でなくても空港ラウンジを利用することができます。 世界の各空港のラウンジと提携しているので、基本的にどの空港でもラウンジに入ることが出来ます。また、このパスで入れるラウンジは、搭乗する航空会社と一緒である必要はないので、様々な航空会社のラウンジを試すことができるというメリットもあります。
▼プライオリティパス で入れるスワンナプーム空港のラウンジリスト
- トルコ航空ラウンジ
- オマーン航空ラウンジ
- エアフランスKLMスカイラウンジ
- Blue Ribbon Club Lounge(複数あり)
- Miracle First Class Lounge、Miracle Lounge(複数あり)
このプライオリティパス、期限なく何度も入れるプレステージ会員を通常に購入すると399ドル(4万3600円)しますが、クレジットカードによってはそのカードの年会費を払うことで無料でついてくるものもあります。
例えば、楽天プレミアムカード は10,800円が年会費で、無料でプライオリティパスがついてくるので、とてもお得です。
スワンナプーム空港ラウンジをレビュー
それでは、実際に利用したレビューをご紹介していきます。
特徴とともに、おすすめなポイントを説明します。
- トルコ航空ラウンジ:無料のマッサージあり
- エヴァ航空ラウンジ:静かで空いている
- タイ航空ラウンジ:一番の定番でアクセス◎
- オマーン航空ラウンジ:食事と睡眠スペースが◎
- Miracle First Class Lounge:新しい
トルコ航空ラウンジ:無料のマッサージあり
トルコ航空ラウンジは、国際線のコンコースDにあります。
ここのラウンジの1番の特徴は、頭と肩の15分間のマッサージを受けられることです。
※無料マッサージは毎日午後3時~午後11時なので、それ以外の時間の人は注意!
食事は、トルコ風のピザや・・・
サンドイッチ・・・
シンガポールのハイナンチキンライスなど。
広いわりにあまり混んでいないので、使いやすいです。
エヴァ航空ラウンジ:静かで空いている
次にご紹介するのが、エヴァ航空ラウンジです。
コンコースFのはじっこにあるため、とても静かで空いているラウンジです。
パソコンで印刷ができるスペースや・・・
マッサージチェアでリラックスできるスペースがあります。
食事はチャーハンにミートソーススパゲティ・・・
サラダにミートパイ、飲茶などがあります。
ハイネケンのドラフト(生)ビールが飲めるのが1つの特徴です。
写真の通り、人も少なめです。
落ち着いた雰囲気なので、ゆっくりタイ人におすすめです。
タイ航空ラウンジ:一番の定番でアクセス◎
タイ空港のラウンジは、3種類あります。
- ロイヤルファースト・ラウンジ
- ロイヤルシルク・ラウンジ
- ロイヤルオーキッド・ラウンジ
ロイヤルファースト・ラウンジは、基本的にファーストクラスの乗員のみで、スターアライアンスゴールドの人は残りの2つを利用することができます。
ロイヤルシルク・ラウンジは、コンコースC、D、E、ロイヤルオーキッド・ラウンジはコンコースEにあります。
数が多いので、どこの搭乗口でもアクセスしやすいのが1番の特徴です。
(写真は次回訪問時に追加予定)
オマーン航空ラウンジ:食事と睡眠スペースが◎
続いて、オマーン航空ラウンジです。
バンコクに早朝便で到着するときによく利用していました。
その理由が、奥にカーテンを閉めて睡眠できるスペースがあることです。
小さなラウンジですが、仮眠を取りたい場合におすすめです。
プライオリティパス で入れるラウンジの中でも、食事も上品でおいしいのが特徴です。
(写真は次回訪問時に追加予定)
Miracle First Class Lounge:新しい
最後にご紹介するのが、Miracle First Class Loungeです。
Miracleという名前のつくラウンジはスワンナプーム空港に多くあるのですが、オススメはMiracle 「First」Loungeで、コンコースDにあるものです。場所は、タイ航空ラウンジの隣です。
広い分、人が多くてゆっくりしづらいのが難点です。
一方、開放感があり、設備も新しいので、プライオリティパス でパッと利用したいときにおすすめです。
(写真は次回訪問時に追加予定)
バンコクのスワンナプーム空港ラウンジまとめ
以上、この記事ではバンコクのスワンナプーム空港のおすすめラウンジについてご紹介しました。
ハブ空港ということもあり、かなりレベルの高い空港ラウンジが多く集まっているので、ぜひ乗り継ぎする際には利用してみてください。
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