最近アメリカでは、ライドシェアの人気が高まっています。
特に、 最も人気のある2つのアプリ、「Uber」と「Lyft」がここ数年で急成長しています。
企業としての規模が大きいのはUberですが、果たしてサービス面ではどちらが良いのでしょうか?
この記事では、4つの基準で優劣をまとめていきますので、目的に応じてどちらを使いたいか選んでみてくださいね!
それぞれの登録方法については、下の記事でまとめていますので、参考にしてみてくださいね!
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1、カバー範囲で比較したらUBERが優勢!
まずはそれぞれの会社が運行している国、地域について
Uberは世界71ヶ国(2019年現在)運行しています。
一方のLyftはアメリカ全土とカナダの一部分のみ。
アメリカで使うのであれば、差はありませんが、旅行で使うのであればUberの方がカバー範囲では優勢でしょう!
2、車種での比較は大して変わらなそう
少し前まではLyftには高級車の選択がありませんでしたが、現在はUberと基本的に同様の種類が選択できるようになりました。
ここでは、どういった車種が選べるのか、UBERを例に取って紹介していきますね!
最も安いのはUberPOOL
最も安い乗車オプションで、1−2人で乗ることができます。 同じ方向にいく人と相乗りになる可能性があります。
普段乗るタクシー感覚ならUberX
通常のタクシーのようなオプションです。最大4人まで収容できる車が配車されます。
大きな車が必要ならUberXL
最大6人まで収容できるSUV(車の種類)が配車されます。
少しリッチな気分で行きたいならUberSELECT
UberXの高級版。4人乗りの高級セダンが配車されます。
かなりリッチな気分で乗りたいならUberBLACK
さらに高級版。最高4人乗りの高級車が配車されます。
リッチかつ大人数での移動ならUberSUV
これがもっとも高価なオプションです。最高6人乗りのハイエンドSUVが配車されます。
車種に関しては、少し前まではUBERの方が優勢でしたが、Lyftも同じように高級車のラインナップを始めたことで、違いがなくなってきたね。
3、料金の比較は時間と場所によるけど、あまり変わらなそう!
気になる料金について!
同じ時間に、ニューヨークのJFK国際空港からタイムズスクエアまでの料金で見積もりを出してみました。
結果は…
Uber
- Pool(相乗り):$56.71
- UberX(貸切):$64.55
Lyft
- Shared(相乗り):$44.85
- Lyft(貸切):$74.50
相乗りではLyftが安く、貸切ではUberが安いという結果に!
参考として、それぞれの会社の料金の計算方法を調べてみました!
1乗車につき約1ドルからスタート
1マイルあたり1.50ドル、1分あたり.25セントを追加
これに加え、需要が通常よりも大きい時間帯には運賃が上昇
上の2つはタクシーに近いですが、最後の需要による運賃上昇が、最終的な料金に大きな影響がありそうですね!
時間帯や場所によってどちらが需要があるかによって、差が出てくるようですね!
4、ブランドイメージはLyftの方が良い!
ここまで、カバー範囲以外に大きな差はなく、Uberが優勢に来ています。
最後に、アメリカ世間での評判(ブランドイメージ)をみてみました。
英語で書かれた記事をみている限りでは、
Uberは多く訴訟問題に関わっていることや、PRの仕方などでアンチを抱えているようです。
一方のLyftについてはUberと比較すると世間の評判は良いようです。
短い時間の中でカバー範囲を広げてきたUberですので、世間の評判というリスクはLyftよりも大きいかもしれませんね。
まとめ:UberとLyftの差はあまりない!今後の展開に期待!
それぞれ強み、弱みはありますが、サービス面ではかなり似たり寄ったりになっていることがわかりました。
基本的にアメリカのみのLyftに対して世界の多くの国で運行しているUber。
利用エリアではUberの方が便利な可能性が高そうです。
一方、料金面は時間帯と場所によって異なるので、その都度両方のアプリを使って比較する必要があるでしょう!
また、投資を考える方にとって重要なブランドイメージでは、Lyftの方が良さそうです!
かなり似たサービスを展開している2社ですが、今後、どのようにサービスを差別化していくのか、行方が楽しみですね!
UBERとLyftは東南アジアの国々では対応していないことが多いですので、東南アジアを旅行する際には、Grabという類似のサービスを使ってみると便利だと思います!Grabの登録方法などについては、下記記事をご参考にしてください。