簡単にお伝えすると、アメリカ赴任・留学などが決まったらまず最初に作ることを考えたい、おすすめのクレジットカードの1つです。
一方で、年会費がかかる割に、お得度はあまり高くありません。
半年以上アメリカに滞在する場合は、解約してよりメリットの多いカードに変更してくのがよいでしょう。
ANA USAカードを作る【海外赴任コンボがお得】
まずは、ANA USAカードの作り方から確認していきます。
ザックリ説明すると、日本から渡米前に海外赴任コンボのキャンペーンを利用して作るのがお得です。
年会費:70ドル
まず、年会費としては基本的に70ドルがかかります。
一方で、作ってからカードで支払いをすると、5000マイルがもらえます。
1マイルが1セント以上の価値があるので、初年度はプラスマイナイナス0くらいと思っておくとよいでしょう。
海外赴任コンボ・入会キャンペーン
よりお得にカードを作る方法が、海外赴任コンボです。
日本からアメリカまでANAで移動する場合に限りますが、海外赴任コンボを使うことで初年度の年会費70ドルが無料になります。
日本での作り方
赴任コンボとあわせて、ANA USAカードは日本から渡米の90日前から作ることができます。
日本から申し込みをし、現地住所が確認できてから約2週間ほどでクレジットカードが用意されます。
ANA USAカードの解約時期・方法
駐在初期にはおすすめながら、2年目以降のことを考えると、よりお得なクレジットカードに切り替えていくことをおすすめします。
例えば、年会費が無料や同じくらいでもより多くのマイルがたまるカードも多くあります。
さらに、年会費が高くても得点のほうが多いカードもたくさんあります。
解約時期
解約・切替時期の目安は次の通りです。
- アメリカ滞在が2年ほどと短い場合:1年間経過する直前
- アメリカ滞在が2年以上の場合:2−3年経過する直前
その根拠となるのが、次の2つのことです。
- クレジットヒストリーが十分できていること
- 早すぎる解約はクレジットヒストリーに悪影響があること
2つで使われている「クレジットヒストリー」というものが大切になります。
クレジットスコアとも呼ばれ、クレジットスコア(FICO)の確認方法と上げる方法の記事で詳しく解説しています。
アメリカに来てすぐは、過去のクレジットカードの返済履歴などがないため、クレジットカード会社としても、あなたが信頼できる=返済できるかわかりません。
そのため、ANAやJAL USAカードなどを除いては、簡単にクレジットカードを作ることができません。
一方で、アメリカでソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を作り、JAL USAカードなどのクレジットカードを利用してしばらく生活していると、少しずつ信用性が増していきます。
この「信用性」を数字で表したものがクレジットスコアです。
つまり、新しいクレジットカードを作るには、クレジットスコアをある程度貯める必要があります。
その目安となるのが、SSNを作り、ANA USAカードとSSNを紐づけてから、半年くらいです。
候補となる切り替えカード
ANA USAカードの代わりとなる、渡米半年~1年ほどでおすすめなのは、American Express(アメックス)系列のカードです。
2つ理由があります。
- 種類が多く、ポイントがたまりやすい
- たまったポイントがANAマイルに良いレートで交換できる。
アメックスの全てのカードをアメリカのアメックスクレジットカード全16種類まとめの記事で解説しています。
年会費が無料のものから、有料でもマイル還元の大きいものまであるので、参考にしてみてください。
また、アメックスではなく、United(ユナイテッド航空)のマイルを貯めるという作戦もあります。
そちらについては、下記2つの記事を通じて詳しく解説しています。
解約方法
いざ、他のカードが見つかり、ANA USAカードを解約する場合になった場合の方法について解説します。
解約は、電話でする必要があります。
アメリカ・日本の両方から電話をすることができ、即日に簡単に解約できます。
ANA USAカード解説まとめ
以上、この記事では、アメリカに駐在する日本人に人気のANA USAカードについて解説しました。
駐在初期にはとてもお世話になる一方で、段階的に他のカードに変えていくのがお得な作戦だと思います。
アメリカの滞在では、お得なクレジットカードが多くあるので、ぜひ色々とトライしてみてください。
このブログでは、アメリカのクレジットカード情報を中心に、海外生活に役立つ情報をまとめています。
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