ぐりぐら夫婦も、学年が1年違うため、2年連続で片方が社会人1年目という遠距離恋愛を経験しました。
お互いの場所は、関西圏と東京で、週末があれば新幹線や夜行バスでなんとか会うことはできるという距離でした。
実際、両方の年で別れかけるほどのすれ違いがありました。
なぜ社会人1年目の遠距離恋愛は難しいのでしょうか?
社会人1年目の遠距離恋愛が難しい理由
社会人1年目の遠距離恋愛が特に難しい理由は、主に5つ挙げられます。
- 環境が変わる
- 出会いが多い
- 優先順位が変わる
- 交通費にお金がかかる
- 先が見えない
生活スタイルが変わる
まず、1点目は環境が変わり、生活スタイルが変わるということです。
大学生までは、授業に行き、他の時間はバイトをしたりと時間に比較的自由があるかと思います。
しかし、社会人になると平日は基本朝から夜まで仕事で、自由な時間は夜と週末のみになります。
それまで頻繁に会えていたカップルも、週末に移動して会うしかなく、同時に週末は休まないと体力も持たないということで、かなり厳しくなります。
新たな出会いが多い
社会人になることで、大学生のときとは違う新しい出会いもあります。
会社の同期や同僚が主な出会いの対象ですね。
結婚し始める友達も少しずつ出てきて、フラストレーションもたまるかもしれません。
優先順位が変わる
生活スタイルが代わり、新たな出会いがある中で、優先順位も変わってきます。
大学生の時は彼女を最優先にできていても、仕事が始まるとしばらくは仕事や仕事の関係する人づきあいなどの優先順位があがります。
仕事としての飲み会だけではなく、同期や同僚と打ち解けるための飲み会なども定期的にあると、電話をしたりする時間も減ってしまいますよね。
交通費にお金がかかる
いざ会いに行こうとすると、お金がかかるのもボトルネックでしょう。
社会人になって、お金を稼げるようにはなりますが、一人暮らしをしていたら家賃や生活費であまり余裕がないのが社会人1年目です。
そこにさらに、会いにいくための交通費を毎月捻出しようとすると、義務感が生まれ、ストレスになってしまうかもしれません。
先が見えない
遠距離恋愛の期間が決まっていない場合は、先が見えないという問題もあります。
例えば、「会社の1、2年目だけはどこか違う事業所にいくけれど、2、3年目からは本社に戻り、同居ができるだろう」みたいな将来像があれば、遠距離恋愛も続きやすいです。
しかし、仕事の場所がそもそも遠距離で、どちらかが仕事をやめないと一緒に住むことはできない、となると簡単ではないですよね。
遠距離恋愛を成功させるコツ
社会人1年目の遠距離恋愛は課題がたくさんです。
しかし、乗り越えることができれば、将来的には大変な時期を一緒に乗り越えたということで2人の絆が強まります。
ここでは、私たちが実際に遠距離恋愛で別れそうになりながらも、社会人1年目を乗り越えた方法を2つご紹介します。
一度距離をおいて、それぞれ他の人も見る時間を作った
実は、1度距離をおいて、それぞれ他の人も見てみるという時間を作りました。
これは、正直うまくいかない可能性もあるので、簡単にはおすすめできません。
わたしたちの場合は、3ヶ月ほど距離をおいた後に、お互いが良いという判断になって、付き合い続けることにしました。
結婚の視点を持って関係を考え直した
距離を置いた後に付き合うという風に決めた際には、改めて結婚を前提に付き合うということにしました。
社会人の遠距離恋愛は、あいまいな状況では課題が多すぎて続けることが難しいです。
結婚を前提にする、ということを決めることで、そのゴールに向けてそれぞれが今できることをする、という行動の軸が明確になるのでよかったです。
社会人の遠距離恋愛を成功させるコツまとめ
以上、この記事では、社会人、特に1年目の遠距離恋愛が難しい理由と成功させるコツについてまとめました。
社会人の遠距離恋愛を成功させるコツは、「結婚を前提にして付き合うことを決める」ということです。
環境が変わり、心境の変化も多い時期なので、あいまいな気持ちでは付き合い続けることは難しいです。
お互いが覚悟を決められるように、しっかりと話し合う時間を遠距離恋愛になる前・なった後に作ることが大切です。
大変だと思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。