【ネタバレあり】実写版ライオンキングはシェンジとナラに注目【女性の活躍】

アラジンに続きディズニーの実写版ライオンキングが公開されます。

グリット
アメリカでは、日本よりも先行して公開が始まっており、公開翌日に見てきました!

 

全体的なレビューは実写版ライオンキング感想【アニメ版との主な違いをレビュー】の記事でまとめています(7/21公開)。

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ライオンキング実写版は、1994年のアニメ版やブロードウェイのミュージカルと比べて、ストーリーは大きくは変わっていません。

ぐら
これはディズニーの他の実写版と同じだね。

ただ、「新しいキャラクターを登場させたり、キャラクターの雰囲気・性格を時代に合わせて変える」というのはディズニーの実写版映画のよくあるパターンです。

今回のライオンキングでも、今まで登場してきたキャラクターが少し変わっています。

この記事では、特にアニメ版と特徴の違う2匹の女性キャラクター、シェンジとナラに注目してご紹介します。

ここからはネタバレがあるので、まだ見てない方は注意してください。

実写版で一際目立つ女のハイエナ「シェンジ」

hyena

グリット
今回の実写版で特に違うな、と思ったのがハイエナのリーダである「シェンジ」です。
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アニメ版でのシェンジやハイエナの印象

アニメ版では、ハイエナたちは恐怖の象徴というよりは、衛生面が良くなさそうで、少し皮肉的な笑いを見せるキャラクターでした。

グリット
自分たちのお腹さえ満たせば良い、みたいな感じの印象だったよね。

例えば、象の墓場の場面で、他の2匹のハイエナとシンバを殺そうとする場面でも、ここでシンバが死ぬはずがないだろうって、見ている人も思うような、緊張感のない感じだったと思います。

実写版で悪役さが増したシェンジ

それが実写版では、シェンジは笑いを取るような言動が全然ありません

むしろ、スカーに並びかなり威圧的で悪の象徴の1匹として君臨している感じでした。

他の2匹はボケとツッコミで笑いを見せるような場面がありますが、シェンジはハイエナのリーダーとしての位置付けが明確になっています。

グリット
この印象は、映画のかなり早い段階の象の墓場のシーンから明確になっていました。

ライオンの王のムファサも、シェンジに対して「こんなことは2度とないだろうな!」と彼女に対して確認していましたね。

 

ストーリー後半でも、スカーについている取り巻き、という感じではなく、お互いwin-winになれるスカーと協力しているという印象です。

そして当然、最後にスカーが裏切りの言葉を言った後にスカーを処分する指示もシェンジでした。

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シェンジの対立として目立つ将来のクイーン・ナラ

より明確化したナラのキャラクター

シェンジが女ハイエナとして目立つことで、その対立にいるナラのキャラクターが明確化しているのも実写版の新しい特徴です。

アニメ版では、どのようにナラがシンバのところまでたどり着いたかという描写がありませんでしたが、実写版では夜にこっそりと抜け出して行く様子が時間をかけて描かれていました。

さらに、最後のクライマックスの場面ではナラとシェンジが戦う場面がズームインされましたね。

 

アニメの時からシンバよりも強そうなナラですが、実写版ではより強い女性というメッセージが強くなっているように感じました。

シンバの母であるサラビも、求婚するスカーに立ち向かい、自律した姿が印象的でしたね。

ビヨンセがナラの声優を務めたことでも感じるフェミニズム

この強い女性のメッセージ性は、今回声優をしたビヨンセからも感じることができます。

ビヨンセといえば、海外ではフェミニストのアイコン的象徴。

動物の世界とはいえ、男女平等に活躍するイメージが今回の実写版で追加された視点のように思います。

 

ディズニー実写版ライオンキングでも女性キャラに着目

アラジンでも、ジャスミンがアニメ版よりも強い女性として実写化されていました。

今回のライオンキングでもその姿勢は継続されていることがわかりました。

敵であるハイエナのシェンジを女性のリーダーとして他のハイエナと差別化することで、まず女性リーダーというものを映画に持ってきました。

さらに、そのシェンジとナラを対立させることや、サラビがスカーからの求婚を断るということを通じて、

サラビやナラといった女性キャラの自律・活躍がより明確になっていました。

全体を通じて、ディズニーの女性の活躍や男女平等の姿勢がより反映されている映画になっていましたね!

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