本記事は、「海外在住で日本の結婚式シリーズ」の第一弾として書いています!
20代から30代にかけて、仕事も恋愛も少しずつ落ち着いていて、結婚を考えていたタイミングでどちらかが海外赴任を言い渡され、それをきっかけに結婚するという人が増えている気がします。
また、それまでは結婚を意識していなくても海外赴任のタイミングで遠距離恋愛をするのか、それとも結婚するのか悩み、後者を選ぶ方も多くいると思います。
海外赴任のタイミングで結婚することになると、結婚式をどうするのか悩ましいですよね。
それぞれの両親への挨拶や結納、顔合わせだけでも時間がかかります。
結婚式となると少なくとも半年、平均して1年ほど前から準備するのが一般的な中で、海外赴任までの限られた時間で行う事は現実的ではありません。
1年程度であれば帰国後に結婚式をするということで良いかもしれません。
しかし、多くの海外赴任は2年から3年で、帰国後さらに1年間準備して結婚式をしようとすると、その後の子作りのタイミングにも影響が出てしまいます。
両親や祖父母の健康面など、結婚式の時期は自分たちだけでは決められない要素がたくさんあるので、後回しにしてしまうことで最終的にタイミングが合わず出来なくなってしまうということも。
一生に一度の結婚式ですので、海外赴任を理由にあきらめたくはないですよね。
私が一時帰国して結婚式したときのこと
私は、アメリカで仕事を見つけてから2年後の7月に日本に一時帰国して結婚式をあげました。
その際には、現在の奥さんも仕事を休職して、一緒に帯同してきてくれていました。
アメリカの仕事の契約期間は当初2年間だけの予定で、2年間が終わってから結婚式をあげるという選択肢もありました。
しかし、夫婦二人で話し合って2年目に行なった場合と帰国後に行なった場合のメリット・デメリットを比較し、結果的に2年目に結婚式をあげることにしました。
それぞれのカップルで重要視するポイントは異なるでしょうが、この記事であげたメリットデメリットが、結婚式を考えているカップルの参考になれば幸いです。
海外から一時帰国するからこそできる結婚式のメリットがたくさん!
海外赴任中や日本と海外の遠距離別居婚中に日本で結婚式をすることは難しいと思う人も多いかもしれません。
しかし、デメリットだけではなく、一時帰国で結婚式をするからこそのメリットも多くあることが実際にやってみてわかりました。
ここでは、1つ1つのメリットについて、具体的に説明していきます!
メリット① 一時帰国結婚式は、どちらかが休職中の場合、共働きよりも時間に余裕がある
結婚式場を調べたり、ゲストのリストアップ、衣装や引き出物選びに招待状の準備など、結婚式の準備は想像以上にやることがたくさんあります。
毎日日本で仕事をしながら準備をしていたら、最後の1か月はほとんど寝る暇もないという人もいるほど。
一生に一度のこととはいえ、仕事に支障を出しながらやりたくはないですよね。
一方で海外赴任中で、お相手の方が仕事をしていない場合、どちらか一人は結婚式の準備に集中することが出来ます。
私たち夫婦の場合は、奥さんが配偶者同行制度で一緒にアメリカにきてくれていました。そのため、帯同中は比較的時間があり、結婚式のことを調べてくれていました。
また、私も日本の会社よりも休みが比較的自由に取れるアメリカの特徴を活かして、結婚式場選びのために一時帰国することができました。
最近はインターネット上で情報もたくさんありますし、式場との連絡もメールで出来ることがほとんどなので、海外赴任中も日本で準備するのと遜色なく必要な準備が進められると思います。
一時帰国して式場を選びコツは、別記事で詳しく紹介しますね!
メリット② 衣装は海外で買ったほうがお得な場合が多そう!
結婚式のタキシードやウェディングドレス、日本の場合レンタルする場合がほとんどなようですが、衝撃的なのはそのお値段。タキシードで数万から十数万、ドレスは数十万レンタルするだけでかかってしまいます。
これは推測ですが、日本のウェデイングドレスの保管場所の費用やクリーニングなどでかなり高額になっているのではないでしょうか。
実際にアメリカで私が購入したタキシードも妻が購入したウェディングドレスもそれぞれ約6万円と日本でレンタルする総額よりも半額以下でそろえることが出来ました。
メリット③ 赴任先でドレスをきて撮った写真は一生物にできる!
衣装を購入した場合、当然ですが結婚式の前や終わった後に自由に使うことが出来ます。
敢えて挙げるデメリット
1.日本へ帰国するための航空賃が高い
確かに、滞在先の国によっては日本に一時帰国する費用がかなり高くなってしまうかもしれませんね。
しかし、私たちの場合は、結婚式のためだけに帰国するのではなく、家族や友人に会ったり、久しぶりの日本を満喫するという目的もかねて帰国したので、むしろ効率よく帰国できたなと思っています。
2.衣装をレンタルする場合、早めに(女性の場合、約1か月前)帰国する必要がある
女性が衣装をレンタルする場合、微調整のために結婚式場から約1ヶ月前に寸法を測りたいと言われることが多いようです。
私たちの場合は、メリットで書きました通り、衣装を購入ており、アメリカで帰国前に微調整をすることができましたので、全く問題ありませんでした。
女性が仕事をされてい場合も問題がなさそうですね。一方で、女性も仕事をしていて、衣装をレンタルしたいという場合は、そのためにも一時帰国しないといけなくなってしまい、大変かもしれません。
3.ブライダルフェアや試食会への参加が難しい
結婚式場は、ブライダルフェアといって、実際に式の様子を見せて紹介してくれたり、試食会で当日の食事を事前に食べさせてくれるようなサービスを行なっていることがよくあります。
海外に住んでいると、こればっかしは参加することが難しいですね。
もし一時帰国中に式場選びをしている際に、ブライダルフェアを行なっている日にみることができそうであれば、その日に訪問することをおすすめします!
また、直接参加できない場合も、インターネット上でいろいろな人が口コミを書いているので、それを見ていくだけでもかなりイメージをわかせることができると思います!
4.最低1週間ほどは休みを取る必要がある。
挙式当日から数日前には帰国して最終準備をする必要があるので、1週間ほどの休みを取りにくい職場だと難しいかもしれません。
上司や同僚に早めに相談してみるのが良いかと思います!
まとめ!一時帰国しての結婚式はメリットが多くておすすめ!
私たちは1週間の休みを取ることは仕事場の環境として問題なさそうでしたので、最初の3つのデメリットを考慮して、メリットの方が大きいと考えて、一時帰国により結婚式をあげることにしました!
結婚式のタイミングは、単純にメリット・デメリットだけでは決めきれ倍ポイントも多くあるかと思いますが、本記事が海外赴任中に結婚式を考えている人や国際結婚をして日本で結婚式を考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです!
本記事は、「海外在住で日本の結婚式シリーズ」の第二弾です。まだお読みでない方は、ぜひ第一弾記事「海外赴任終了を待たず日本で結婚式するメリット3選」をお読みください。結婚式の準備で、夫婦の仲は良くも悪くもなる と言われ[…]