日本一暑い街ランキング:1位は群馬県の○町

衛星(リモートセンシング)のデータを用いたデータ分析第二弾です!

第一弾では、夜間の光の量というデータを用いて経済成長・衰退した市区町村ランキングを作りました。

セカイキ

今日はAIやプログラミングなどのスキルアップを目指すうえで関心の高まるなデータ分析系の記事を書かせていただきます。 題し…

今回は、同じように衛星からのデータで地表面の温度を推定したものを用いて、

過去50年で気温の変化が大きい市区町村のランキングを作りました!

このデータの限界は、衛星からの情報を用いているので、地上の温度計で図るものほど精度は高くないでしょう。

一方で、温度計のないどんな場所でも過去50年以上のデータがあるというメリットがあります。

 
グリット
それでは結果を見ていきましょう!
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1960年に最も暑かった・寒かった市区町村ランキング

まずは、約50年前、1960年といえば、前回の東京オリンピックが開催された1964年の4年前です。

 
さるまる
2020年の東京オリンピックでも夏の暑さ問題が挙げられていますが、1960年頃の気温はどうだったんだろう?

1960年に最も暑かった市区町村トップ10! 1位は九州の・・・市

第一位は佐賀県佐賀市で33.5℃。

トップ10のすべてが九州からとなりました。

特に熊本県と鹿児島県の暑さが目立ちますね!

ランク都道府県政令都市市区町村人口世帯数最高気温
1佐賀県 佐賀市2355239741233.5
2熊本県 八代市1305725476533.0
3鹿児島県 奄美市447212369433.0
4熊本県熊本市中央区1765099130232.9
5熊本県熊本市東区1914878405532.9
6熊本県熊本市西区929324221432.9
7熊本県熊本市南区1289135232932.9
8熊本県 嘉島町9227340632.9
9鹿児島県 喜界町7481394432.9
10福岡県 久留米市30670013025232.8

1960年に最も寒かった市区町村トップ10! 1位は北海道の・・・町

続いて、寒かった市区町村を見ていきましょう。

ある程度予想が出来たかもしれませんが、すべてが北海道からのランクインとなりました。

同率1位は上川町と東川町で、-25.8℃でした。

ランク都道府県市区町村人口世帯数最低気温
1北海道上川町38852130-25.8
2北海道東川町81053657-25.8
3北海道美瑛町104384775-25.5
4北海道新得町63383382-24.9
5北海道上富良野町111405234-22.8
6北海道上士幌町48862397-22.1
7北海道遠軽町2111210619-22.0
8北海道富良野市2297511000-21.6
9北海道南富良野町26431448-21.6
10北海道帯広市16853985910-21.5

2017年に最も暑かった・寒かった市区町村ランキング アフリカより暑い?

2017年に最も暑かった市区町村トップ10! 1位は九州の・・・市

続いて、最新のデータ(2017年)を見ていきましょう。

※残念ながら、2018年から2019年のデータはまだ公開されていませんでしたが、あまり変化はないと思いますので、2017年データを最新としています。

1位はなんと1960年と変わらず佐賀県佐賀市

しかし気温は34.2℃と0.7℃さらに上昇していることが分かります。

2位以降はトップ10の残りすべて熊本市が占めるという結果になりました。

ランク都道府県政令都市市区町村人口世帯数最高気温
1佐賀県 佐賀市2355239741234.2
2熊本県 八代市1305725476533.9
3熊本県熊本市中央区1765099130233.8
3熊本県熊本市東区1914878405533.8
3熊本県熊本市南区1289135232933.8
3熊本県 嘉島町9227340633.8
7熊本県熊本市西区929324221433.7
7熊本県熊本市北区1453936204133.7
7熊本県 合志市597022274633.7
7熊本県 菊陽町405131616333.7
7熊本県 益城町345811342533.7

2017年に最も寒かった市区町村トップ10! 1位は北海道の・・・町

こちらは1960年とランキングはほとんど変わりない結果となりました。

しかし、温度に関しては、2℃ほど上昇していることが分かります。

ランク都道府県市区町村人口世帯数最低気温
1北海道上川町38852130-23.9
1北海道東川町81053657-23.9
3北海道美瑛町104384775-23.6
4北海道新得町63383382-23.0
5北海道上富良野町111405234-20.8
6北海道上士幌町48862397-20.2
7北海道遠軽町2111210619-20.1
8北海道帯広市16853985910-19.7
8北海道富良野市2297511000-19.7
8北海道南富良野町26431448-19.7
8北海道平取町53092563-19.7
8北海道新冠町57332732-19.7

この50年で最も暑くなった市区町村ランキング:理由は?

上のランキングでは、全体を通じて気候変動により温度が上がっていることが分かりました。

そこで、どの市区町村が最も温度上昇が高かったのか、分析してみます!

最も最高気温が上がった市区町村! 1位は群馬県からランクイン!

群馬県、埼玉県、長野県、宮崎県から11の市区町村が同率1位となりました。

1960年と比べて、最高気温が1.3℃上がっています。

全ての市区町村の平均では、0.37℃最高気温が上がっていることがわかりました。

内陸の市区町村が多いですね。何か理由があるのでしょうか?

ランク都道府県市区町村人口世帯数最高気温の差
1群馬県神流町209810251.3
1群馬県片品村473216561.3
1埼玉県東秩父村304810911.3
1長野県川上村410313061.3
1長野県南牧村319212241.3
1長野県南相木村10704251.3
1長野県北相木村7983561.3
1宮崎県美郷町596027781.3
1宮崎県高千穂町1298051501.3
1宮崎県日之影町422317101.3
1宮崎県五ヶ瀬町416416041.3

 

最も最低気温が上がった市区町村! 1位は北海道からランクイン!

次に、この50年で最低気温が最も上がった市区町村を見ていきます。

全てが北海道からで、特に人口の少ない村や町で最低気温の上昇が大きい様子が分かります。

最も最低気温が上昇した蘂取村では1960年と比べ3℃も上昇しています。

全国平均でも1.2℃上昇しており、

最低気温の上昇率の方が最高気温の上昇よりも大きいということが分かりました。

ランク都道府県市区町村人口世帯数最低気温の差
1北海道蘂取村003.0
2北海道留別村002.8
2北海道紗那村002.8
4北海道礼文町268513222.6
5北海道泊村002.5
5北海道斜里町1201955902.4
7北海道羅臼町547821732.4
7北海道留夜別村002.4
9北海道稚内市36184184592.3
9北海道奥尻町286115702.3
9北海道色丹村002.3

 

まとめ!この50年で日本はさらに暑くなった

本記事では、衛星(リモートセンシング)のデータを用いて、50年間の気候変動の影響をまとめてみました。

気候変動の影響は実際に明らかで、全ての市区町村の平均で、1960年と比べて2017年の気温

・最高気温が0.37℃
・最低気温が1.2℃

上昇していることがわかりました。
※衛星の情報のみを用いた結果のため、実際に地上で計測された温度とは異なる事をご了承ください。

実際にやってみたい方は、下記のURLからアクセスすることで、Google Earth Engine上でコードを確認できます。

Google Earth Engine への登録と分析の方法は、こちらの記事でを参考にしてみてください!

セカイキ

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無料で出来る分析ですので、興味がある方はやってみてください。

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