Googleアドセンス12回目に3記事でコンテンツが複製から合格

ブログを行っている人なら誰しも、ブログを書くことで収益化してみたいと思うことがありますよね。

わたしも、ブログを通じて収入が得たいという思いもあって始めたので、Googleアドセンスの合格は避けては通れない道でした。

しかし、実際に挑戦してみると、タイトルの通り11回も不合格。。。

不合格の理由は毎回ほとんど同じで

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」というもの。

自分で書いているはずなのに「複製」ってどういうこと?おかしいな?

と思い、他に同じような経験をされている方の記事を読んで修正してを繰り返すこと12回、2019年4月ついに合格することができました。

この記事では、今後Google アドセンスに挑戦していく方に向けて、わたしがどのように修正を図っていき、最終的にどのようなサイトで合格できたのかを公開したいと思います。

アドセンスでコンテンツが複製から合格したときのサイト

まずは、わたしが合格した際のサイトの状況として、記事の「質」&「内容」がどうだったのかという点で説明していきます。

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テーマが分かりやすく、気持ちを込めたプロフィール記事

読んでいただく人自分がどんな気持ちでブログを始めたのか、背景がわかるように自分の半生にを丁寧に書くようにしました。

私のブログは「世界」をテーマにしているので、東京に生まれたわたしがどのようなきっかけを持って世界・海外に興味を持ち、それぞれの時代に何を考え、実際にどのような行動を取ってきたのかがわかるように書くようにしました。

自分の人生を書いたって大して面白くないし、書かなくても良いかな、と最初は思っていましたが、同じ人生なんてないし、自分がこういう人だから、書ける・書きたい記事があるんだということをわかってもらうことが大事だと思います。

出来上がったプロフィール画像は、いまもそのまま使っているので良かったら見てみてください。

ぐりぐら

グリット 初めまして。 このブログの管理人グリット(@GlobalLifetips1)です。 さるまる グリットってこと…

試行錯誤しながらつくったオリジナルな記事3つ

当初記事は20記事以上書いていたのですが、アドセンスに合格した際の申請時に公開していた記事はたったの3記事だけです。

詳しくは後のプロセスのところで書きますが、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」とこれ以上言われたくないという思いで、他の人が書いていない具体的でローカル、かつ需要はあるだろう記事を厳選して推敲しました。

その3つの記事はこんな感じ。

 タイトル文字数
1ベトナムとフィリピンで確認 Grabが海外旅行の移動に便利すぎる5671字
2ハノイ・オペラ座やホアンキエム湖周辺のおすすめ日本食3選+13891字
3ハノイ旧市街で現地人オススメのベトナム料理屋&コーヒーショップ4667字

もし気になる方は、ぜひ記事にアクセスして見ていただきたいですが、タイトルでわかる通り、かなり地域テーマを絞って書いています。

1つ目の記事であれば、Grabという東南アジアで使える乗合タクシー的なアプリがあるのですが、それをベトナムとフィリピンという「具体的な国」で「実際に使った」経験をもとに書いています。

Grabのアプリを調べれば最低限の使い方はわかりますが、実際に具体的な国で使ったらどうたったのかという「珍しい実体験」を、丁寧に書くようにしました。

2つ目と3つ目の記事も同様です。

両方とも場所としては「ベトナムの首都ハノイの食」についてですが、2記事目は「日本食」でかつ場所は「オペラ座やホアンキエム湖周辺」という観光地だけれど日本食はあまり多くないエリアを選ぶことで、既存の記事の内容と被らないようにしました。

3記事目も、旧市街ということで「場所」を絞り、かつ現地人に教えてもらったという「貴重で珍しい情報」を書くことで、差別化できたのではないかと思います。

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関連記事として、さらに1つ記事を追加して合格の連絡を受ける

実は上記の記事でアドセンスに申請し、数時間経ったところでもう1記事足すことにしました。

追加した理由は、すでにあげていたGrabの記事と同じテーマ(ライドシェア)であり、海外旅行ハックのカテゴリーが1つだけだと良くないかもしれないと思ったからです。

4海外旅行の現地移動に!UBERとLyftを4つの基準で比べてみた!2883字

UBERもLyftもすでに記事を書いている人が結構いたので、それぞれを実際に日常的に乗っている「実体験」を最大限生かし、2つを比較することで、すでに書かれている記事とは違う視点で書くように意識しました。

この最後の1記事がどの程度機能したかは定かではありませんが、この記事をあげてからさらに半日後くらいにアドセンス合格の通知をいただきました。

アドセンス合格までに行った修正点と合格するためのポイント

さて、最終的に合格できた時の内容としては書きましたが、他の細かいポイントや、どのような試行錯誤を経て上記のようなブログまで質をあげることができたのか、ポイントを整理していきたいと思います。

 
グリット
基本的なスタンスとしては、「どんどん量作ってブログ全体を盛り上げて」というのの真逆で、「いかにシンプルにスッキリさせるか=いかに読者の方にとって分かりやすいか」という視点で、ツッコミどころを減らすイメージで作業を進めました。

ブログのタイトルとヘッダーの画像を日本語に変更

実はURLをみるとわかるのですが、このブログは最初は「Global Life Tips」というタイトルでやっていました。ヘッダーの画像は下の感じ。

グローバル(国際的に)活躍していくためのLife tips(生活の知恵)という意味で気に入ってはいたのですが、日本人の読者さんにとっては英語だと意味がわかりにくいし、読み方もわかりにくいだろうということで、ブログのタイトルを再考することにしました。

試行錯誤の上で、最終的に決めたのが元々グリットが作っていたブログのタイトル「セカイキ – 世界で生きるラボ-」。ロゴは下の感じです。

比べてみたら、同じようなことをテーマにしていても、下の方が読みやすくて、覚えやすそうですよね。

読者を日本人だと想定する場合は、その人たちに取ってシンプルに分かりやすいタイトルにすることは大事だと思います。

自信のある記事のみで、組み合わせを変えて申請してみるも失敗

実は12回も不合格になったのは、最初に書いていた20記事ちょっとの中で、比較的自信のあるものを選んで、そのなかから3-5つを組み合わせを変えながら申請してみることにしました。

これならば、全ての記事がアドセンスの基準に沿っていなくても、申請した3−5記事が準拠していれば通ると考えたのです。

しかし現実はそんなに甘くなく、どの組み合わせにしても毎回結果は同じ。

少し恥ずかしいですが、落ちてしまっていたときに出していた記事は、例えばこれ。

ニーズもあると思うのですが、おそらくすでに似たような記事を書いている人がたくさんいるので、あえて新規で書く必要がない=コンテンツが複製されている、と判断されたのだと思います。

何度も挑戦したのち、最終的にオリジナリティの高い記事を書き直さないといけないのだと覚悟を決めました。

要注意:すでにGoogle検索で出てくるような内容ではアドセンスには受からない。

結局書いてあった記事は全て非表示にし、インデックスからも削除依頼を提出

覚悟を決めてからは全ての記事をまずは非表示にしました。

しかし、非表示にしただけでは、ホームページをGoogle で検索した際に、古い記事が検索結果に出てきてしまいました。

Google で検索するには、「site:ホームページのurl」とすることで、どのページがGoogleに認識されているかを確認できます。

検索したときに自分が思っていない記事が表示された場合は、Google コンソールのツールから削除を依頼する必要があります。

記事としては消してあっても、サイトの足跡のようなものがGoogleにはしばらくの間残ってしまうようです。これが残っていると、消したはずの記事も含めて合否の評価がされてしまうかもしれないので、関係のない記事はしっりと消しておいた方が良さそうです。

関係のないカテゴリーやタグは全て削除し、カテゴリには説明を加筆

記事を消しても、カテゴリーやタグは残ったままになっており、これらも削除する必要があります。

わたしはあまり考えずにタグをやたらめったらつけていたのですが、もしかするとそれにより内容のほぼないタグのためのページがGoogleに届いていたりしたのかもしれないと思います。

また、残したカテゴリーには、そのカテゴリーではどんな内容を書くのか、読者の人にとって分かりやすいように説明を加えることにしました。

カテゴリーって短い単語だったりして分かりにくい場合もあるとおもうので、ちょっとした説明でもあると良いと思います。

参考に、「海外生活の知恵」カテゴリーのページをみてみてください。それぞれカテゴリーのページで数行程度の説明書きを書いています。

PDFでプライバシーポリシーを発行

プライバシーポリシーのページは、最初から固定ページで作っていたのですが、「コンテンツが複製されている」というアドセンスからのコメントで、もしかしたらこのページが多くのブログと同じような内容だからダメなのかもしれないということを懸念し、PDFで保存したものを載せることにしました。

連絡を受け取れるようにお問い合わせフォーム作成

アドセンスに受かるにはお問い合わせフォームがあったほうがよいとのことでしたので、Flamingoというプラグインを使って作成しました。

プラグインはこちら

プライバシーポリシーやお問い合わせフォームが必要、ということからも、アドセンスに受かるにはいかにサイトを訪れる人にとって分かりやすく、アクセスしやすく、何かあってもきちんと連絡が取れるという配慮が重要なのだと思います。

単純にこの2つをつけとけば良いというのではなく、読者の視点にたって、より分かりやすく、有益な良いサイトにしようと思う先に、アドセンス合格があるように思います。

まとめ:アドセンス合格には内容の質とオリジナリティをあげるしかない!

以上、多くの修正点をあげましたが、わたしが最終的に不合格だった11回目から合格した12回目に変更したのは、それまでの記事全て消して新しい記事3記事に変えたときです。

したがって、最終的には合否を決める1番のポイントは記事内容の質とオリジナリティだと思います。

わたしがベトナムやフィリピンなどの記事を書いたときに意識したように、すでに世の中にあがっている記事と同じタイトルになるようなものは受からないという考えのもと、「場所」・「テーマ」などを少し絞ったりずらすことによって、これまでにはない記事として認められことに繋がると思います。

わたしも何度も落ちてしまったので、アドセンスへの申請を繰り返している方の気持ちはとてもよく分かります。

この記事が、あなたのブログの少しでも早いアドセンス合格につながることを願っています。

記事はいかがでしたか?

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